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たまたま好きになった人に妻子がいた・・・そんな男性を離婚させて、結婚することを「略奪婚」と言います。世間の目は冷たく、略奪婚をしてもその後は不幸になるだけだという意見も。
本当に略奪婚のその後は不幸な結末しか待ち受けていないのでしょうか？略奪婚の末路や行く末について、経験者のエピソードも交えてご紹介していきます。
略奪婚のその後が不幸になる理由4選
既婚男性と恋愛関係になり、不倫関係で満足せずに、相手を別れさせて結婚することを略奪婚と言います。ハードルが高い分、成功する確率も非常に低い略奪婚。しかも略奪婚をしても、その後は不幸になることが多いとまで言われています。その理由を見ていきましょう。
①別の女性に略奪される可能性も
「因果応報」という言葉もありますが、略奪婚をした夫婦は、結婚をしてもまた略奪婚をされる可能性が高いと言われています。実際、彼は奥さんや子どもがいてもあなたと不倫をしたのです。
あなたと結婚していても、再度不倫をする可能性も高いのはお分かりでしょう。そんな時、あなたは彼を責め立てますか？あなたと彼も不倫をしていたという過去があります。
自分のことを棚に上げて、彼のことを一方的に責めることはできません。「自分のしたことが返ってきた」と受け入れるしかないのです。
因果応報とはいえ、こんなに辛い状況はありません。
②慰謝料や養育費が発生する
不倫が原因で離婚した場合、相手の配偶者から慰謝料を請求されることがあります。さらに子供がいれば、子供の人数に応じて養育費も発生してきます。
慰謝料の金額は、結婚していた年月や不倫していた期間などで異なってきます。相場は200～400万円と言われていますよ。さらに養育費は子供が成人するまで払い続けることに。
もちろんその覚悟があって、略奪婚をしたのでしょうが、実際にやってみると思った以上に生活が苦しくなったという人も。お金がすべてではありませんが、経済的に余裕がないと喧嘩も増えることは間違いありません。
③冷たい目線で見られる
「略奪婚」と聞いて、普通の人はどんな印象を受けるでしょうか？「よかったね！おめでとう！」と手放しで喜ばれる恋愛ではないことだけは確かです。
「奥さんがかわいそう」「子供のことも考えずに自分勝手・・・」と、不倫をしたあなたが冷たい目で見られてもおかしくありません。もしかしたら、あなたの友人たちも去っていくかもしれませんね。
さらにお互いの両親にも理解してもらえない可能性があります。相手のご両親が、前の奥さんを気に入っていたり、孫を可愛がっていたりすると、なおのことあなたの居場所がないように感じるでしょう。
④罪悪感が残る
大好きな彼と結婚できたとしても、相手の奥さんや子供に対する罪悪感はなかなか払拭できません。もちろん相手の男性が奥さんから冷遇されていたり、不倫する前から気持ちが離れていて関係が冷めきっていたという場合は別です。
しかし奥さんが「離婚したくない」と悲しんだり、子供がパパと一緒にいたいと思っていたというケースでは、新婚で幸せいっぱいだとしても、心のどこかで罪悪感を感じるはずです。
彼の方もあなたと同じく、前の奥さんや子供に罪悪感を感じているかもしれません。離婚したとはいえ、一時期は深く愛し合い、結婚までしたのですから仕方ないですよね。そんな彼を見ていると、あなたも辛い気持ちになるのではないでしょうか。
略奪婚をする人は幸せになれない？
これまで挙げてきたように、略奪婚は普通の恋愛に比べると背負うものがはるかに多いのは事実です。幸せになるためのハードルも高く、不幸になる人がいるのも否定はできません。
ただし、略奪婚をする人が必ずしも不幸になるというわけではありません。略奪婚をしても、その後幸せな結婚生活を送っている夫婦は少数とはいえ存在します。
幸せな結婚生活を送っている人のエピソードもご紹介します。
彼とは職場恋愛でした。結婚していることは知っていましたが、自然に惹かれ合い・・・。彼は奥さんと学生の頃からの知り合いで、若くして結婚。子供はいませんでした。学生生活の延長のような結婚生活で、理想の結婚生活とは違っていたみたい。あまり揉めずに離婚も成立し、今では彼の地元で幸せな結婚生活を送っています。
(30代女性/専業主事)
彼と奥さんは合コンで知り合い、成り行きで出来ちゃった婚をしたそうです。でも知り合ってすぐの結婚だったので、結婚生活は喧嘩ばかり。そんな時に私と出会い、楽しい結婚生活が出来そうと思ってくれたようです。夫婦仲は冷え切っていたので、すんなり離婚へ。養育費は払っていますし、子供ともたまに会っていますが、私も子供たちと良好な関係を築けています。
(40代女性/会社員)
略奪婚をする際に注意するべきこと
略奪婚をする際に注意する点もいくつかあります。これをしっかり覚えておかないと、略奪婚のその後が不幸になる可能性も。具体的に見ていきましょう。
①子供の親権
子供がいて略奪婚をする場合は、特に注意が必要です。物心ついていない月齢であれば、影響は少ないですが、そうでない場合は少なからず悪影響を与えます。
子供の親権はどちらが持つようになるでしょうか？通常は母親が有利になる傾向にありますが、もしあなたの彼がどうしても親権を持ちたいと言う場合は裁判で争うことに。
彼が親権を持ったとしたら、略奪婚後はあなたが母親として子供たちを育てることになります。母親になれば、生活のすべてが変わってきます。子供たちの親権をどうするつもりなのか、彼としっかり話し合っておくべきです。
②養育費
母親が親権を持った場合でも、男性は子供の父親として養育費を毎月払っていく義務があります。養育費は年収や子供の人数、年齢などによって変わってきます。
一般的な収入の家庭の場合、子供一人あたり3～5万円くらいが相場のようですね。この養育費は子供が成人するまで払い続ける必要があります。養育費を払うことで、略奪婚が成立しても家計が厳しくなるというのはよくある話です。
養育費が発生する場合は、しっかりと経済的な計画を立てておくべきです。さらに養育費のやり取りなどで、彼が元奥さんと連絡を取り合う可能性も。既に離婚しているとはいえ、良い気がするものではありませんね。
③面会交流権
離婚して、子供が母親と暮らすことになっても、男性が子供たちの父親であることに変わりはありません。別居した親子が定期的に会う権利のことを、面会交流権といいます。
奥さんとの仲が冷え切っていても、子供はいつまでもかわいいもの。しかも子供と会う時に、前の奥さんが立ち会うことも。そうなればまた元の家族のようにどこかへ出かけていくことも十分にあり得ます。
子供がいて略奪婚する場合は、そういったケースもあり得るということをしっかり覚えておきましょう。どれくらいのペースで会うつもりなのか、彼に聞いておくと、事前に覚悟ができるかもしれませんね。
④不倫は最後まで隠す
奥さんに証拠写真などを握られていない限り、不倫をしていることは最後まで隠し通しましょう。男性によっては、離婚の話し合いを長引かせたくないという理由で、何も考えずに事実を伝えてしまうことも。
そうなれば慰謝料を請求されますし、奥さんの怒りの矛先があなたに向いても不思議ではありません。奥さんが職場や周囲に不倫を暴露して、あなたの居場所がなくなることもあり得ます。
もちろん嘘をつく必要はありませんが、「離婚したい」と切り出す際は夫婦間の問題を理由にしたほうが賢明でしょう。
不倫や略奪婚を公にしても、良いことはひとつもないということを覚えておきましょう。
略奪婚のその後を不幸にさせない別れ方は？
略奪婚を幸せなものにするか、それとも不幸なものにするか、それは別れ方によって大きく異なってきます。離婚の時に揉めれば揉めるほど、遺恨が残りますよね。
幸せな略奪婚をしたいのであれば、できるだけキレイに終わらせることを心がけてください。「彼さえいればいい！」と今は思っているかもしれませんが、結婚生活とはそんな簡単なものではありません。
両親の反対を押し切って結婚したり、奥さんを無理やり追い出すようにして結婚するのは、二人にとってマイナスな結末になってしまうこともありますよ。
できるだけ不倫の事実を隠して、キレイに離婚するためにおすすめなのが「別れさせ屋」というサービスです。別れさせ屋は第三者の工作員として、対象者に近づき、自然に破局へと導いてくれます。幸せな略奪婚を送りたいという方にはぜひおすすめです！
略奪婚はその後が大事！幸せになる5つの方法
少数とはいえ、略奪婚でも幸せな結婚生活を送っている人はもちろんいます。ただし略奪婚でその後幸せになるためには普通の恋愛以上に、結婚後の環境や努力が重要になってくるのです。
①周囲にバレないようにする
まずは世間からの目を意識するということです。「彼さえいればいい！」と思いがちですが、孤独な幸せは絶対に長続きしません。二人が孤立しないためにも、周囲には不倫関係がバレないようにしましょう。
引っ越しをしたり、転職するなどして、環境が変えられるのであれば、それがベストです！周囲の目を気にする必要がなくなりますし、ご近所さんから冷ややかな視線を浴びせられることもないでしょう。
略奪婚をして、幸せになるためには「周囲にバレないようにする」。これを常に覚えておきましょう。親しい友人や職場の同僚にも、絶対に言わないようにしてくださいね。
②離婚後の入籍は期間を空ける
離婚が成立すれば、すぐに籍を入れたくなるでしょうが、そうするとあなたと彼が不倫関係にあったことがバレる可能性も高くなります。離婚後に入籍するのは、できるだけ期間を空けるようにしましょう。
「離婚したばかりなのにもう再婚？」「もしかしたら不倫していたのでは？」と周囲から疑われないためにも、離婚後1～2年は入籍を待つのが理想です。
「せっかく離婚したのにそんなに待つのは辛い」と感じるかもしれませんが、これから先の人生を考えたら短いものです。幸せな結婚生活を送るために、離婚後すぐに入籍するのは避けることをおすすめします！
③結婚後も障害があることを理解しておく
普通の結婚に比べて、障害が多いということも事前に理解しておくことは大切です。前の奥さんと連絡を取り合う必要が出てくるかもしれませんし、子供のことでトラブルになり揉めることも。
しっかりと覚悟を持っておかないと、あなた自身のメンタルが持ちません。「何があっても彼から離れない」という覚悟を持って略奪婚をするようにしましょう。
また先ほども書いたように、一度不倫をした男性は次も不倫をする可能性も高いと言われています。
二度と不倫をしないように、あなたが努力して温かく居心地の良い家庭を築くことを心がけましょう。
④奥さんや子供の悪口を言わない
悪口を言う女性は美しくありません。略奪婚後に前の奥さんや子供に会っている彼を見ると、良い気はしないかもしれません。ついつい悪口を言いたくなってしまうかもしれませんが、そこはぐっと我慢しましょう。
離婚したとはいえ、一度は好きになった女性のことを悪く言われて、嬉しい人はいません。ましてやかわいい子供のこととなると、悪口を言われて怒る人もいることでしょう。
「会ってほしくない」と心の底では思っているかもしれませんが、それは口に出さない方が賢明です。何も気にしていないですよというフリをするくらい、懐の広さが必要ですよ。
⑤略奪婚に負い目を感じ過ぎない
不倫をして略奪婚となれば、負い目を感じる女性も少なくありません。でも略奪婚をしたのは、あなただけの意思ではありません。最終的には彼の決断なのです。
奥さんと別れて、あなたと一緒にいたいと思ったからこそ、離婚してあなたと一緒になったのでしょう。お互いに納得したうえで、略奪婚という道を選んだのですから、必要以上に負い目を感じる必要はありません。
「その分、彼を幸せにしてみせる！」というくらいの意気込みで、堂々と幸せになりましょう。たくさんの苦労やハードルを乗り越えて略奪婚に至ったのに、罪悪感を感じ過ぎていると幸せにはなれませんよ。
まとめ
一般的に略奪婚のその後は不幸な末路が待っていると言われていますが、その理由や対処法をご紹介してきました。いかがでしたか？
確かに略奪婚には普通の恋愛以上に厳しいハードルや試練が待ち構えています。かといって、普通の恋愛から結婚に至った夫婦がみな幸せというわけではありません。
厳しい試練を乗り越えてきた略奪婚夫婦だからこその強い絆もあるでしょう。本当に略奪婚をするという覚悟があるならば、まずは勇気を出して一歩踏み出してみましょう。あなたと彼のために、後悔しない結論が出せるよう、しっかり考えてから行動してくださいね。
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